『虚像の道化師 ガリレオ7』東野 圭吾 文藝春秋

1,458円(税込)

東野圭吾の代表作、「ガリレオシリーズ」の最新短編集。
ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。
その場にいた者たちは、男が何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りたと証言し、教祖は相手に指一本触れないものの、自分が強い念を送って男を落としてしまったと自首してきた。教祖の“念”は本物なのか?
湯川は教団に赴きからくりを見破る(「幻惑(まどわ)す」)。

読み応え充分の4作を収録。
湯川のクールでスマートな推理が光る、ガリレオ短編集第4弾。

東野 圭吾 文藝春秋 2012年8月